その日暮し。のっそりのんびりだらだらと
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くるり、くるり。
少女は回っていました。
くるり、くるりと。
ずっと、ずっと。回り続けていました。回る度、少女の記憶は無くなっていき、
毎度毎度。記憶の中身は入れ替わっていきます。
少女は…回っています。いつ終わるのか。そんな事を知っている人は誰一人いな
い。少女も。誰も。唯一人、知っているとしたら…それはきっと神様。神様なら
ば何でも知っている。世界の終わりも…たった一人の少女の終わりも。
少女は…とまらず、回り続けます。回って回って。くるり、くるりと回り続けて
。
少女は…止まりません。少女は回る事が生きる事だと呟いていました。回る事は
…生きる事。何度も…何度も生きる。回って回って………………………………廻
って生きる。
輪廻の和からは抜け出せない。ずっと廻り続ける。それが生きる証だと、そう少
女は直感したから。
廻る…廻る。
ずっと、ずっと。廻りつづける。
終わりなどない。永遠に。ずっと。
終わりなど…ない。
廻る意味。それは…。生きる証。生きた証
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